バンザイシステムは無駄?難関校志望が利用するデメリット

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バンザイシステムという言葉を聞いたことがありますか。大学受験の予備校である河合塾が公開している、センター試験の得点を入力するとセンター利用私立大学の合格可能性や、国公立大学の合格可能性を判定してくれるネット上のシステムです。

 

・バンザイシステムとセンターリサーチについて

・バンザイシステムでの合格可能性が良くなかった場合に最終的な出願先はどのように決定するの?

・A判定だった大学が不合格なんてことはあるの?

ここでは、上記3点について詳しく解説していきます。

 

・バンザイシステムとセンターリサーチについて

まず、センターリサーチについてお話していきたいと思います。センターリサーチとは河合塾が実施している、センター試験の自己採点結果集計です。センター試験の翌日の月曜日に、指定の用紙にセンタ―試験の自己採点を記入し、高校生は自分の高校に、高卒生は通っている予備校の校舎に、特にどこにも所属していない方は、最寄りの河合塾校舎に提出します。

この自己採点を河合塾が独自の方法で集計し、受験生の志望大学の合格可能性をA判定からE判定まで算出し、個人表を返却します。

駿台予備学校では「データネット」、東進ハイスクールでは「合否判定システム」と呼ばれるものが、このセンターリサーチと全く同じものです。

ほとんどの受験生が、河合塾のセンターリサーチだけではなく、駿台予備学校「データネット」と東進ハイスクール「合否判定システム」にも自己採点の結果を報告しているようです。

 

・バンザイシステムでの合格可能性が良くなかった場合に最終的な出願先はどのように決定するの?

このセンターリサーチに記入できる志望校・学部は7、8校程度です。これ以外にも志望校・学部を調べてみたいというあなた、バンザイシステムを利用してみましょう。

センターリサーチに参加していれば、バンザイシステムにもすぐにあなたのセンター試験の自己採点結果を呼び出すことができます。

国公立大学の志望校を変更する場合、過去に河合塾の記述型模試を受験している方に朗報です。

バンザイシステムでは、センター試験の自己採点+記述型模試を国公立大学の二次試験と仮定して合格可能性を出してくれますので、どの大学・学部に出願しようかと考える際にとても力を発揮してくれます。

それでも、過去の模擬試験の結果は、あくまでもその模擬試験の問題での判定です。センター試験の結果で二段階選別を安全にクリアできるような得点率であれば、迷わず第一志望の大学に出願しましょう。

なぜかというと、あなたは長い間第一志望の大学に合格することを目標に受験勉強をしてきました。ここで志望校変更してしまうと、今後「あの時第一志望に出願していれば良かった」とか「第一志望の大学に出願していれば合格していたかもしれない」と後々後悔する日がやってくるからです。

翌日からは、気持ちを切り替えて第一志望の大学の対策を、各教科万遍なくしていくことも大事な点です。

 

・A判定だった大学が不合格なんてことはあるの?

毎年、「バンザイシステムでA判定が出ていた大学から、不合格通知が送られてきました」なんて相談もたくさん寄せられます。

なぜ、A判定が出ていたのに不合格になってしまったのでしょうか。考えられることのひとつとしては、センター試験の自己採点にミスがあったという点です。自己採点にミスがあったり、センター試験のマークシートのミスがあったりすると、例えバンザイシステムでA判定が出ていても実際の入試では、不合格となるケースがほとんどです。

センター利用で出願した安全校全てから不合格の通知が来た場合、センター試験の自己採点ミスを疑いたいところです。

続いて、予備校の予想よりもはるかに多いセンター試験の高得点者が、その大学・学部に出願したというケースも考えられます。もしかするとセンターリサーチには参加していない高得点者が、実際にはセンター利用で出願していたなんてケースもあります。

 

他にも、第一志望の大学・学部が東進ハイスクールではA判定、河合塾ではB判定、駿台予備学校では、C判定でどの判定の信ぴょう性が高いかわからない、どの判定を目安に出願すれば良いかわからなくなってしまったなんて声も耳にします。

各予備校の合格可能性にバラつきがあった場合は、「その大学に出願する人の第一志望者の中での順位」を確認してください。人によっては、第一志望でなくてもセンター試験の結果が良ければ、ワンランク上の大学・学部をセンターリサーチに記入してくる方もいます。

ここでは、あなたの第一志望の大学・学部の中では、あなたはどの判定のポジションに位置しているのかを確認することをオススメいたします。

 

その他、注意したい点は、センター試験の後に急に出願する国公立大学を変更する場合が発生するかもしれません。国公立大学の願書は書店では入手できませんから、センター試験が思い通りに得点できた用の願書と、あまりうまくいかなかった時用の願書をどちらも取り寄せておきましょう。

私立大学の願書は書店に山積みになっていますが、センター利用の後、一般入試に出願する学生さんが多い大学の願書はすぐに売り切れになってしまします。できればお正月頃から出願する予定がある私立大学の願書は購入しておきましょう。

 

・バンザイシステムとセンターリサーチとはセンター利用の自己採点結果で志望校の合格可能性を判定する河合塾のシステム

・バンザイシステムでの合格可能性が良くなかった場合でも、第一志望にチャレンジしてみよう!

・A判定だった大学が不合格だった時には、センター試験の自己採点ミスを疑おう

この3点を詳しく解説いたしました。

2020年のセンター試験は、1月18日(土)、19日(日)です。例年よりもセンター試験までの日数が長く、センター試験の対策に時間を使うことができます。センター試験の受験が終わった後は、必ずセンターリサーチに参加し、バンザイシステムを活用して出願校選びの参考にしてくださいね。

 

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