二段階選抜は要注意!センター試験後の志望校変更注意点は

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国公立受験を考えているあなた。二段階選抜って聞いたことがありますか。なんだか難しそうな単語だなと思った方もいるのではないでしょうか。二段階選抜とは、一次試験(センター試験)の点数のみで、国公立大学の二次試験を受験できるかどうかを判定する受験のシステムです。多くの大学が募集人員に対して、志願者の倍率が一定の倍率を超えた場合にのみ二段階選抜を実施します。

 

・二段階選抜を実施するのは、どんな大学なの?

・二段階選抜を通過するにはどんなことをすれば良いの?

・合格者はどんな対策をしているの?

ここでは、このような疑問を詳しく解説していきます。

 

二段階選抜を実施するのは、どんな大学なの?

二段階選抜を実施するのは、いわゆる難関大学です。前年度2019年度に二段階選抜を実施した大学は、東京大学、京都大学、東京工業大学、一橋大学、大阪大学や多くの大学の医学部です。最近では公立大学でも二段階選抜を実施する大学が増えてきました。大学の設定した定員に対して、何倍もの受験生が出願する大学・学部が二段階選抜を実施して、センター試験の得点のみで、その大学の二次試験に進めるか否かを判定するシステムです。第一志望の大学に出願しても、この二段階選抜にひっかかってしまい、受験票が到着しないというケースもたまにみられます。センター試験の得点は、国公立大学出願時にはまだわかりません。自己採点のみの状態で出願することになりますから、日頃からセンター試験型模試や過去問題を解く際、自己採点の精度もあげておきたい重要なポイントです。

 

二段階選抜を通過するにはどんなことをすれば良いの?

二段階選抜をパスする方法、それはずばり、センター試験で高得点を獲得することのみです。

例えば、東京大学文科の合格者のセンター試験の得点率は、年度によって多少前後しますが、90%~95%です。他旧帝国大学も、およそ85%前後の得点率が必要となります。

つまり、センター試験対策をしっかりとしておくことが重要になります。難関大学では、その大学独自の二次試験を実施するため、どことなくセンター試験対策は軽視されがちですが、この二段階選抜にパスすることができなければ、第一志望の大学の二次試験すら受験することができません。

 

合格者はどんな対策をしているの?

原則センター試験は、高校3年間で学習した範囲からの出題のみです。レベル的には、基礎の部分から構成されるものがほとんどです。大学受験の基礎分野は、高3年生の1学期、夏休みの前には一通り終わらせておきたいところです。いきなり志望校の二次試験に着手するのではなく、過去問題を取り組む際にも、センター試験の過去問題からはじめてはいかがでしょうか。センター試験の過去問題を解く際には、マークシートを必ず用意しましょう。マークシートへの転記も意外と時間を取られます。

 

二段階選抜を実施する難関大学を受験したいと考えているあなた。センター試験の対策をしっかりしてさえいれば、二段階選抜は決して恐ろしいものではありません。二段階選抜の最低点で二次試験に進んだ結果、東京大学に合格したという方を私は知っていますが、やはり余裕を持って国公立大学二次試験の日を迎えたいですよね。

よほど強靭なメンタルの持ち主でなければ、国公立大学二次試験の日まで、センター試験の結果に左右される日々を送ることとなります。

センター試験で高得点を獲得し、センター利用で安全校である私立大学の合格通知が届くとだいぶ心に余裕が生まれます。受験生の性格にもよりますが、実際の合格通知を手にして、(たとえ志望度の低い大学でも)いくつもの合格通知を持って国公立大学の二次試験に臨むのと、全く合格通知がない中で国公立大学の二次試験を受験するのとでは、試験の出来具合にも差が生じかねないのです。

私の知っている学生さんも、第一志望である国公立大学の合格を勝ち取った方は、いくつもの合格通知を手にした状態で国公立大学の二次試験を受験した方がほとんどです。受験校全勝なんてうらやましい受験生も何人もいました。

このことからも、早めのセンター試験対策とバランスの良い受験プランの作成をオススメいたします。

バランスの良い受験プランとは、安全校3校・実力校3校、志望校1、2校程度の受験計画です。まれに、とても自信に満ち溢れた受験生は第一志望しか受験しない!なんて断言されますが、かなり危険な行為ですので絶対にやめましょう。

出願締切や、入学金の支払期限などが各大学の願書やホームページに掲載されていますから、今まで受験した模擬試験の結果を参考にし、自分の受験プランを早めに作成してみてください。

そのプランを学校の先生や、予備校・塾の先生に見せてアドバイスをもらうことがベストな方法です。

 

・二段階選抜を実施するのは、難関大学や志願者が集中する大学。

・二段階選抜を通過するには、センター試験対策をしっかりしておこう。

・合格者は、早めの苦手科目克服と基礎力の構築をしています。

これらのことを知っていれば、二段階選抜なんて決して怖いものではないということがおわかりいただけたのではないでしょうか。

 

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